ワークショップ

BIWAKOアーティストインレジデンス「漁師と芸術家展- なみとしまのあわいで -」/2024年MLGsワークショップ

最大三カ月の琵琶湖での漁師の暮らしを体験しながら滞在制作を経て生まれた作品が滋賀県立美術館にて展示されます。

また、過去の参加作家である武雄文子がポップアップギャラリーにて琵琶湖にまつわる作品の展示を行います。
2月1日は参加アーティスト自らがサイアノタイプの体験イベントを行います。
2月2日は漁師と芸術家のトークイベントが開催されます。

【「滋賀をみんなの美術館に」プロジェクトは滋賀県文化芸術振興課美の魅力発信推進室が進めている取組です】

イベント概要

2025年1月21日(火)~2月2日(日)  休館日は1月27日(月)
会場: 滋賀県立美術館ラボ・ポップアップギャラリー
アクセス:JR琵琶湖線瀬田駅よりバス「県立図書館・美術館前」または「文化ゾーン前」で下車
時間:10:00~17:00
※最終日【2月2日(日)】は16:00までの展示となります
入場料:無料
主催:BIWAKOアーティストインレジデンス実行委員会
共催:MLGs推進委員会
企画:フィッシャーアーキテクト
アーティスト:
Pom Zyquita
新しい造形としての刺繍芸術を発展させようと試みるアーティスト。伝統的な装飾刺繍の模倣ではなく、人間の感情を刺繍で表現している。
主な受賞歴に第13回躍動する現代作家展優秀賞(2024)、Hand&Lock the Prizeファイナリス(2023)、他。トビタテ! 留学JAPAN日本代表プログラム奨学生(2018-2020)など

植田陽貴
奈良県出身在住。画家。制作に共通する主題は「境界をみつめること」。近年は自身が訪れた場所で受けた風や光などの肌感覚を絵画に落とし込むことを試みている。
主な賞歴にFACE損保ジャパン日本興亜美術賞優秀賞(2022)、女子美術大学制作・研究奨励賞(2023)、HB FILE COMPETITION審査員特別賞(2020、2022)など。

犬人のに
画家、立体作家。幼い頃から漁船、猟具、魚と漁師の姿などに惹かれ、それらをモチーフにした油画や立体を制作している。特に漁船や漁で取れる生き物に興味があり、全国の漁港の魚市場での競りを取材した作品を主に表現している。
主な賞歴に第69回大阪私学美術展 大阪府知事賞、第68回大阪私学美術展 大阪府知事賞、第44回全国高校総合文化祭 美術・工芸部門 出品など

杉本奈月/N₂
劇作家、舞台照明家。京都薬科大学薬学部薬学科細胞生物学分野教室藤室研究室中退。ミッションスクール時代から十年来「演劇とケア」を創作時のテーマとしている。戯曲は「詩そのもの」と評される文体であり、日の目を見ないものへ光をあてることをモットーとしている。自身で書きおろした戯曲だけでなく他者のテキストと語りをベースにした作品も立ちあげており、劇場へのあて書きを行っている。照明デザインにおいては劇場空間でのプランだけでなく機材制作、非劇場空間での施工も得意とする。関西日仏学館(旧 アンスティチュ・フランセ関西)技術管理担当。N₂(エヌツー)代表。
主な受賞歴に第15回AAF戯曲賞最終候補(2015)、ウイングカップ6最優秀賞(2016)、演劇人コンクール2021奨励賞(2021)、第42回日本照明家協会賞「舞台部門」努力賞(2023)、第43回日本照明家協会賞「舞台部門」新人賞(2024)など。

1 参加作家によるワークショップ(要予約※締切 1月25日まで)

『光で描く琵琶湖~サイアノタイプ体験』
2月1日(土) 【1部】13時00分~14時30分、【2部】15時~16時30分
会場:滋賀県立美術館2F ワークショップルーム
参加費:550円
太陽光で写真をプリントする古典的な写真技 法で琵琶湖を写そう!
(予約連絡先:fish123art@gmail.com)

2 漁師と芸術家 トークセッション

2月2日(日)13時00分~14時30分
それぞれの作品の解説をアーティスト自らが話し、漁師とのクロストーク、来場者とのディスカッションを通じて琵琶湖とアートの関係性を模索します。
会場:滋賀県立美術館1F Lab
参加費:無料

3 過去参加アーティストによる作品をポップアップギャラリーにて展示

武雄文子 個展trace a lake
2022年に参加後もレジデンスの運営や琵琶湖漁業に関わり続け、琵琶湖と向き合い続けた作品を展示いたします。

武雄文子
版画家。風景や自らが収集した自然物をモチーフに、ものが持つ内側の色の表出をコピー機の分光を利用し試みている。
近年は船で琵琶湖にでて、漁の仕掛けを「指標」と捉え、琵琶湖の色を捉えようと制作を行っている。2023年よりBIWAKOアーティストインレジデンスを運営。
近年の展示に2024年 個展「trace a lake」,2024年「日韓藝術通信9  近くて遠い、遠くて近い | カッカプコ モルダ、モルゴ カッカプダ」
2022年 漁師と芸術家〜琵琶湖を問う、琵琶湖を読む〜

【イベントに関する問い合わせ先】
担当者:武雄文子、駒井健也、松元悠
連絡先:fish123art@gmail.com
instagram:@fish123art
主催:BIWAKOアーティストインレジデンス実行委員会