こんにちは。
MLGs学生ライターの田中優衣(立命館大学)です!
今回は、9月24日に行われたまるやまの自然と文化を守る会のヨシズ編み・ヨシヒンメリ作りワークショップの様子を紹介します。
近江八幡市の円山町は広大なヨシ原で知られており、円山町を拠点に活動するまるやまの自然と文化を守る会では、地域内外にヨシの魅力を発信する活動をされています。
「まるやまの自然と文化を守る会」について詳しく知りたい方は、こちらの記事も是非ご覧ください。
https://mlgs.shiga.jp/archives/1622
今回のワークショップでは、ヨシを使ってヨシズ編み・ヨシヒンメリ作りを体験しました!
会場にはヨシでできたヨシボードを使った受付が設置されていたり、ヨシが実際に皮むきされている様子をみることができたりとヨシ尽くしでした。
ヨシズ編みでは、ヨシを一本一本手作業で、糸で繋ぎ合わせて編んでいきます。
綺麗なヨシズを作るためには、まず真っ直ぐなヨシを選ぶところからスタートします。
そこから、二人一組になってヨシに糸をかけて編んでいきます。これを繰り返すことでヨシズができていきます。地道で一見簡単に見える作業ですが、やってみると糸が絡まったり、途中でガタガタになってしまったりと想像以上に難しく、ヨシズを編むことの難しさを実感しました。
しっかり自分の目で丁寧にヨシを選んで、手作業で編んでいくという作業を初めて行ったことで、一枚のヨシズができるまでの作業の地道さ、丁寧にヨシ選びやヨシに向き合っていくことの大切さを学べました!
ヨシヒンメリ作りでは、短くカットされたヨシを用いて北欧の伝統的な飾りのヒンメリを作成しました。
ヨシを一本一本糸に通していき、立体的になるように糸を結んだら完成です!
完成後は参加者が思い思いに木の実やモールなどで飾り付けをして、世界に一つだけのヒンメリに仕上げました。
参加者は小さい子供から大人までさまざまでしたが、それぞれが楽しみながらオリジナルの作品を作っていました。
これまでのヨシズなどといった伝統的な使用法とはまた違う「ヒンメリ」でヨシを使うことで、またヨシの新しい可能性を感じました!
今回のワークショップでは、ヨシズ編みとヨシヒンメリ作りを体験することで、ヨシを使ったものづくりの難しさや楽しさを感じることができました。
特にヨシズ編みでは、普段使っているヨシズについてこれまで知らなかった完成までの過程を学ぶ機会になり、想像以上に綺麗に作るのが大変だったことに驚きました。
まるやまの自然と文化を守る会では、今回のワークショップ以外にもさまざまなワークショップやイベントを開催されています。ワークショップでは、ヨシを使って楽しくヨシの活用について学ぶことができます!
是非、みなさんも参加して、ヨシの新たな魅力やこれまで知らなかったことを発見してみてください。
まるやまの自然と文化を守る会のwebサイトはこちら!
https://www.i-honky.com/yoshi/group1.asp