ワークショップ

MLGs ワークショップ「一日限りのBIWAKOアーティスト・イン・レジデンス」 展覧会 「漁師と芸術家 ~琵琶湖を読む、琵琶湖を問う~ 」

令和4年7月に漁師体験を、8月にはオンライン作品発表会を実施したMLGsワークショップ「一日限りのBIWAKOアーティスト・イン・レジデンス」ですが、この度、そのスピンオフイベントとして、展覧会「漁師と芸術家~琵琶湖を読む、琵琶湖を問う~」 を開催する運びとなりました。この展覧会は、漁師と芸術家が共に歩み寄りながらつくりあげた作品群の発表の場となります。

5名の芸術家たちは、湖上での漁体験を通じた作品制作を行い、琵琶湖漁業と芸術の接点をさぐりながら制作を行いました。今回は、漁師と芸術家が制作に挑んだ地域にある図書館(和邇図書館)で展覧会を開催します。

それぞれの産業人の視点が混じり合う作品群を体験することで、日々眺めている風景や身の回りの人、暮らし、自然とのつながりに、なにか新しい気づきをもたらしてくれるかもしれません。ぜひご来場ください。

展覧会概要

 展覧会期間

11月2日~11月15日(火曜~土曜:10時 ~ 18時・日曜:10時 ~ 17時)

出展作家によるイベント開催日

11月3日(木・祝)10時~15時

展覧会CLOSE

11月7,9,12,13,14日

場 所

和邇図書館2階(〒520-0528 大津市和邇高城25)

入場料

無料

出展作家

玉岡千尋、中森碧、仲西えり、武雄文子、黒木一輝

(MLGsワークショップ「一日限りのBIWAKOアーティスト・イン・レジデンス」参加者有志)

作家主催のイベント

  • 「琵琶湖の似顔絵屋さん」(500円 先着30名)
  • 「陶器のお魚色つけ体験」(500円 先着30名)
  • 「とれたてぴちぴち湖魚水槽」(無料)

その他にもイベント開催予定!

日時

11月3日(木・祝)10時~15時

申込

和邇図書館にて10/25(火)から受付開始します。

直接図書館カウンターに来られるか、電話(077-594-2050)にてご予約ください。

作家プロフィール

黒木 一輝(くろき かずき)

2020年 滋賀県立大学環境科学部環境建築デザイン学科卒業。

2022 年現在 滋賀県立大学環境科学研究科環境計画学専攻 在学中。過去作品に「都市の園生」(卒業制作)2020、展覧会歴に[「Diploma×Kyoto’21」(京都)2021。

武雄 文子(たけお あやこ)

2019年 京都市立芸術大学美術研究科絵画専攻版画修了。

コピー機が原稿を照明ランプで照らし感光体に映し出すとき、原稿を動かすと感光体には図像が伸びたり反転したり、モノクロの原稿が色鮮やかに転写され印刷される。この現象を利用し、印刷されたものを下絵とし銅版画の制作を行い、銅版画とコピー機2つの印刷技術を融合させた表現を模索している。主な個展に「Relic 」GAMOYONGallery(大阪)2022など。

玉岡 千尋(たまおか ちひろ)

2020年 京都市立芸術大学美術学部版画専攻卒業。

図書館や劇場など文化施設の事業企画職として働きながら、人々の生活と文化を広く繋ぐ方法を模索している。展覧会歴に「8月の小さな展示」時時喫茶(福岡)2020、「おじゃましてます」ずぶの学校ギャラリースペース(大阪)2019など。

仲西 えり(なかにし えり)

1997年 京都精華大学芸術学部造形学科立体造形専攻卒業。

大学を卒業後「あぽろん お絵かき 工作 陶芸 教室」を開講。現在、大阪市内深江・関目・鴫野に教室を展開する。2013 年から数年ごとに中崎町にあるギャラリー「IRORIMURA」にて教室の作品展を開催。2024 年 5 回目の作品展を開催予定。2021年より本格的に作家活動も再開し、陶芸の“たたら”という技法を用いてモザイク作品を作り始める。

中森 碧(なかもり みどり) 

2022年 京都市立芸術大学大学院美術研究科絵画専攻版画修了。

主に銅版画作品を制作している。視覚的な経験が、身体を巡っていくことに関して繰り返し制作し、探っている。主な個展に「表象の縫い目」+2 gallery (大阪)2021、グループ展に「半自動手職」京都芸術大学 Galerie Aube(京都)2022、「10年後 ~Ten years after~ 」 +1art gallery(大阪)2021、「二人展 エクササイズ」Gallery COCOTO(京都)2021など。

キュレータープロフィール

駒井 健也(こまい たつや)

志賀町漁業協同組合フィッシャ-アーキテクト代表。滋賀県で生まれ育ち、建築という軸から世界を見て周り、淡水ならではの山から琵琶湖までの自然と人との密接な暮らしをしながら食を届け、風景を構築していく漁師という職業に憧れて新規就漁を決意。琵琶湖にて3年の研修を経て独立後、伝統漁法の魞漁という小型定置網の漁法を軸にてコアユを中心とした淡水魚約30種類を生産、販売。

松元 悠(まつもと はるか)

版画家、美術家。近年の個展に「架空の竜にのって海をこえて幻の島へ」(kara-Sギャラリー 、京都、2021)、「活蟹に蓋」(三菱一号館美術館、東京、2019)、グループ展に「船は岸に辿り着けるのか」(TALION GALLERY 、東京、2021)、 「群馬青年ビエンナーレ2021」(群馬県立現代美術館) など。現在、京都市立芸術大学美術学部版画専攻 非常勤講師。

問い合わせ先

メールアドレス:fish123art@gmail.com(担当|駒井、松元)

電話番号:090-6208-3514(担当|松元)

 

主催|マザーレイクゴールズ推進委員会

運営|フィッシャーアーキテクト、松元悠(美術家・版画家)、作家有志