開催レポート

滋賀で共創をうみだすチャレンジワーク/2025年度MLGsワークショップ開催レポート

多様な世代が集い、13のゴールを「自分ごと」に

12月13日に立命館守山中学校・高等学校で開催されたco.shiga.fesで、ワークショップ「滋賀で共創をうみだすチャレンジワーク」が開催されました。
琵琶湖版SDGsであるMLGs(マザーレイクゴールズ)をテーマにした対話とアイデア創出の場としてco.shiga事務局が企画。小学生から高校生、大学生、社会人、MLGs案内人など多様な参加者が集いました。当日は約20人が参加。世代や立場を超えた活発な意見交換が行われました。

MLGsは滋賀の未来

冒頭では、MLGs推進委員会・滋賀県琵琶湖環境部琵琶湖保全再生課の曽我部共生さんがMLGsの概要と目的を説明し、参加者に「2030年に向けて滋賀の未来をどう描くか」を考える場であることを共有しました。


また、MLGs案内人の三和伸彦さんと佐藤祐一さんから、案内人としての活動の紹介もあり、県内各地でのMLGs普及への取り組みが紹介されました。

13のゴールから一つを選び、課題と解決策を考える

ワークショップでは、テーブルごとにMLGsの13のゴールから一つを選び、「なぜそのゴールが達成できていないのか」を深掘りしたうえで、解決策のアイデアを出し合うグループワークを行いました。

最初に各自でシートに考えを書き、その後グループ内で意見を共有しながら議論を進めました。
各グループとも、身近な環境や社会の課題を自分ごととしてとらえ、具体的なアイデアを出しました。


出されたアイディアをご紹介します。

■ゴール5(恵み豊かな水源の森を守ろう)

森の管理不足や野生動物の増加、ヘドロの蓄積などの課題が共有され、
・鹿料理や体験を通した地域活性化
・森の役割を伝える啓発活動
といったアイデアが提案されました。

■ゴール4(水辺も湖底も美しく)

清掃活動やごみ問題について話し合いが進み、
・参加型ごみ拾いイベントの企画
・水辺の価値を伝える発信活動
などの解決策が提示されました。

■ゴール9(生業・産業に地域の資源を生かそう)

人口減少や地域産業への関心の低さが課題として挙げられ、
・SNSによる情報発信
・地域資源の魅力を伝える取り組み
などがアイデアとして共有されました。

自分ごととしての「行動宣言」

ワークショップの締めくくりとして、参加者は「このゴールを達成するために、明日から自分ができること」を付箋に書き、グループ内で共有しました。
アイデア出しに留まらず、各自が今後の行動につなげる一歩を宣言する場となりました。

多様な意見が交わる場としての価値

参加者からは、
「普段は考えない視点に触れることができた」
「MLGsを初めて知ったが、考える機会になった」
といった声が寄せられ、多様な世代や背景を持つ人々が互いの意見を聞き合う貴重な機会となりました。

co.shiga事務局スタッフの大橋匠さん(左)と大橋侃汰さん(右)

主催者であるco.shiga事務局の大橋侃汰さんと大橋匠さんは、「MLGsが実現したい目標とco.shigaの目指している”滋賀で共創で生み出して滋賀をより良くしていく”という目標への方向性や過程が合致していると感じています。課題を自分事としてとらえて解決するために取り組んでいく人を増やしていくという部分は共通しています。今日のワークショップでは、アットホームな雰囲気な中で色んなアイディアが出ていてとても貴重な時間になったと思います」と話しました。


MLGs案内人の佐藤さんは「偶然いろんな人たちが集まり、面白いアイデアが出て、それぞれの視点が興味深かった。観光に関わる人は発信方法について考えていたり、ランニングしながらゴミ拾いをしている人がいたり、自分ではやっていないMLGsとの関わり方を知ることができて面白かった」と話していました。

世代や立場の異なる参加者が一つのテーブルを囲み、MLGsのゴールを手がかりに地域の課題と向き合った今回のチャレンジワークは、滋賀の未来を「自分ごと」として考えるきっかけとなる時間となりました。

一般社団法人co.shiga
ホームページ