ワークショップ

BIWAKOアーティストインレジデンス「漁師と芸術家 中間展示 屋外編」~制作の足跡:スケッチと日記から琵琶湖を巡る旅路~/2024年MLGsワークショップ

BIWAKOアーティストインレジデンス「漁師と芸術家 中間展示 屋外編」~制作の足跡:スケッチと日記から琵琶湖を巡る旅路~

琵琶湖の漁業を体験して滞在制作をしたアーティスト達による琵琶湖を感じる展覧会を開催します。

全国から公募で集まった芸術家達4名が、環境先進県である滋賀県琵琶湖をフィールドとして滞在し、そこで営む漁業者の生業を体験して作品制作を行っています。本展では、その芸術家の視点を制作過程のスケッチや日記の鑑賞を通じて追体験いただきます。 さらに昨年参加した芸術家の作品を展示します。

さらに当日には「一次産業者が里でのマルシェをどうとらえるか」をテーマにトークイベントも開催予定。詳細はこちら

イベント概要

会期:2024年11月3日(日)(屋外会場)

会場:屋外展 蓬莱の家(滋賀県大津市南船路)

アクセス:JR湖西線「蓬莱」駅より徒歩3分

時間:屋外展9:00~13:00 入場料:無料

主催:BIWAKOアーティストインレジデンス実行委員会

共催:MLGs推進委員会

企画:フィッシャーアーキテクトHOURAIMarche(屋外展)

1.「芸術家による中間発表ギャラリーツアー」

漁師の暮らしを体験して1か月の月日を経た制作の足跡をそれぞれのアーティストがスケッチと日記等を用意し、琵琶湖を巡る旅路をお越しいただいた方にご案内いたします。また、昨年に参加したアーティストの作品を、作品が生まれたこの場で鑑賞いただき、ギャラリーツアーを開催いたします。

2024年11月3日(日) 1回目9:30~10:00、2回目11:30~12:00

展示作品、ギャラリー案内人

①参加アーティスト4名による漁師の暮らしを体験した作品制作過程の報告

Pom Zyquita
新しい造形としての刺繍芸術を発展させようと試みるアーティスト。伝統的な装飾刺繍の模倣ではなく、人間の感情を刺繍で表現している。
主な受賞歴に第13回躍動する現代作家展優秀賞(2024)、Hand&Lock the Prizeファイナリス(2023)、他。トビタテ! 留学JAPAN日本代表プログラム奨学生(2018-2020)など

植田陽貴
奈良県出身在住。画家。制作に共通する主題は「境界をみつめること」。近年は自身が訪れた場所で受けた風や光などの肌感覚を絵画に落とし込むことを試みている。
主な賞歴にFACE損保ジャパン日本興亜美術賞優秀賞(2022)、女子美術大学制作・研究奨励賞(2023)、HB FILE COMPETITION審査員特別賞(2020、2022)など。

犬人のに
画家、立体作家。幼い頃から漁船、猟具、魚と漁師の姿などに惹かれ、それらをモチーフにした油画や立体を制作している。特に漁船や漁で取れる生き物に興味があり、全国の漁港の魚市場での競りを取材した作品を主に表現している。
主な賞歴に第69回大阪私学美術展 大阪府知事賞、第68回大阪私学美術展 大阪府知事賞、第44回全国高校総合文化祭 美術・工芸部門 出品など

杉本奈月/N₂
劇作家、舞台照明家。京都薬科大学薬学部薬学科細胞生物学分野教室藤室研究室中退。ミッションスクール時代から十年来「演劇とケア」を創作時のテーマとしている。戯曲は「詩そのもの」と評される文体であり、日の目を見ないものへ光をあてることをモットーとしている。自身で書きおろした戯曲だけでなく他者のテキストと語りをベースにした作品も立ちあげており、劇場へのあて書きを行っている。照明デザインにおいては劇場空間でのプランだけでなく機材制作、非劇場空間での施工も得意とする。関西日仏学館(旧 アンスティチュ・フランセ関西)技術管理担当。N₂(エヌツー)代表。
主な受賞歴に第15回AAF戯曲賞最終候補(2015)、ウイングカップ6最優秀賞(2016)、演劇人コンクール2021奨励賞(2021)、第42回日本照明家協会賞「舞台部門」努力賞(2023)、第43回日本照明家協会賞「舞台部門」新人賞(2024)など。

②過去参加アーティスト5名による作品の屋外展示

③過去参加アーティストが監修するマルシェ限定湖魚の陶器グッズ販売、陶器の色付けワークショップ BIWAKOアーティストインレジデンスオリジナルデザインのTシャツの販売

 

2.HOURAI Marche特別トークイベント

「一次産業者が里でのマルシェをどうとらえるか」
里でのマルシェを通じて出会った一次産業者達が始めた里系ポッドキャスト「さとんちゅラジオ」 のマルシェでのトークイベントを行います。 里山レザー isato 代表伊東朋子氏、HOURAI Marche主催者、ひら自然菜園加地玄太氏、 フィッシャーアーキテクト代表、BIWAKOアーティストインレジデンス実行委員会駒井健也氏、立命館大学食マネジメント学部 萩原千夏氏をお招きし、里山、里地、里湖それぞれで一次産業に従事する3名と、食を通じて人が集まる場を研究する学生を交えて里でのマルシェ に関わることをどうとらえているか、それぞれの活動にどうつながるのか山、里、湖、食、アート、ワークショップ等の視点でマルシェの場だからこそ伝えたいことを語ります。

<概要>

2024年11月3日(日)10:30 – 11:15

場所:蓬莱の家(滋賀県大津市南船路)

トークテーマ:「一次産業者が里でのマルシェをどうとらえるか」

登壇者:ひら自然菜園・加地玄太氏、フィッシャーアーキテクト・駒井 健也氏、
里山レザーisato・伊東朋子氏、立命館大学食マネジメント学部・萩原千夏氏

定員:先着50名

【イベントに関する問い合わせ先】
080-3862-1380
fish123art@gmail.com

※1月21日(火)~2月2日(日)には滋賀県立美術館にて〈美術館編〉として作品を展示予定です。