マザーレイクゴールズ推進委員会について

Message

いまから50年ほど前に、世界に誇れる環境運動が滋賀県に生まれました。碧いびわ湖を取り戻すために県民が立ち上がり、粉せっけんの使用を推し進めた「せっけん運動」です。
「滋賀県琵琶湖の富栄養化の防止に関する条例」の制定にまでつながった、この運動の源泉にあったものは、自分たちの環境は自分たちで守ろうとする“自治”と、県民と行政が協力しながらそれを達成しようとする“連携”の精神でした。
これらの精神は、湖を守る取り組みの基本理念として、「びわ湖を守る水環境保全県民運動」県連絡会議(びわ湖会議)や県内各市町村に設立された「水環境を守る生活推進協議会」に、そして「マザーレイク21計画」の第1期における各地の流域協議会や第2期のマザーレイクフォーラムへと受け継がれてきました。

しかし、50年が経ったいま、かつての碧いびわ湖は取り戻せたでしょうか? 一部には改善の兆しも見られますが、生き物のにぎわっていた頃の湖を取り戻すまでには至っていません。その一方で、当時のそのような湖を知らない世代が県民の大半を占めるようになっています。いまのままの湖に魅力を感じ、湖とともにある暮らしを享受する人々も増えています。「琵琶湖の保全及び再生に関する法律」によって湖が“国民的資産”と位置づけられ、さらには、環境だけでなく、地域の社会や経済も、ともに向上させた“持続可能な社会”の実現が求められるようになった今日、県民のみならず、下流府県やひろく全国の人々にとっての、びわ湖と暮らしのあるべき姿を模索していかなければならない、そんな時代に私たちは立っているのです。
これからの湖に対する取り組みに求められるのは、より多くの人々の、未来に向けた様々な願いや思いを受けとめ、結晶化させた多面的な目標群と、“連携”と“自治”の精神を継承しつつ、それらを達成するための多様で新たな連携や活動を生みだす、これまでにない仕組みではないでしょうか。それが、びわ湖や環境、私たちの暮らしの目指すべき方向性や具体的な目標を示す、びわ湖版SDGs 「マザーレイクゴールズ(MLGs)」であり、幅広い主体の参加の下に、それらの達成に向けて取り組みながらも、絶えずMLGsを見直していくプロセスなのだと考えています。
マザーレイクゴールズ(MLGs)を一緒に作り上げていきましょう。みんなで考え、話し合い、その実現に向けて、ともに歩んでいこうではありませんか。

2021年7月1日
マザーレイクゴールズ推進委員会

マザーレイクゴールズ推進委員会について

MLGsの推進に向けた組織の運営は、当分の間、滋賀県が担います。

MLGs推進に向けた組織として、マザーレイクゴールズ推進委員会(以下、推進委員会)を置きます。推進委員会は学識経験者、住民等、行政関係者の3者の代表で構成され、以下の事項を審議します。

  1. マザーレイクゴールズアジェンダの改定に関すること
  2. マザーレイクゴールズ世話人および学術委員の任命および解任
  3. マザーレイクゴールズの推進に関する事業の方針の決定
  4. その他委員会が必要と認めた事項

推進委員会はマザーレイクゴールズ世話人(以下、世話人)を任命します。世話人は活動間の対話と情報共有を豊かにする役割を担い、MLGsに共感し、ワークショップなどいろいろな活動を企画する人たちの中核となります。

また、推進委員会は学術委員を任命します。学術委員は、学術的知見に基づき琵琶湖とそれを取り巻く暮らしに係る指標をチェックします。

MLGsの推進に向けた体制

推進委員会の事務局は滋賀県が担い、推進組織内の各役割の調整とともに、MLGs達成に向けた様々な活動を取材・情報収集し、情報発信する役割を担います。多様な主体から表明された「びわ湖との約束」を収集し、取材してMLGs WEBに掲載することにより、琵琶湖を思う小さな行動とMLGs、そしてSDGsへのつながりを見える化します。

マザーレイクゴールズ(MLGs)推進委員会
滋賀県琵琶湖環境部琵琶湖保全再生課

〒520-8577 滋賀県大津市京町4-1-1
TEL: 077-528-3466
FAX: 077-528-4847
E-mail: dk00@pref.shiga.lg.jp