Let’s Try! MLGs に迫る　～Vol.3 ゴール13 完結編～

こんにちは！

この度、Instagramで定期的に発信していた「Let’s Try！MLGs」が完結しました。全3回の連載記事の最終回である今回は、MLGsの中でも包括的な役割を持つゴール13、そしてキャラクターたちについて紹介します！前回同様、制作者である阿部瑞希（立命館大学）とインタビュアーである田中優衣（立命館大学）の対談形式でお伝えします。

Let’s Try! MLGsとは？
滋賀県生まれ滋賀県育ちの「湖都（こと）」と、びわ湖のヌシ「なまずん」がMLGsのゴールについて分かりやすく解説するマンガ。若い世代にもわかりやすい！楽しい！と思ってもらえるように工夫しながら、MLGsのInstagramで発信を行ってきました。
MLGsのInstagramはこちら！
https://www.instagram.com/motherlakegoals/

ゴール13で、特に力を入れたところを教えてください　

熱意をいかに伝えるかですね（笑）。これまでの総まとめですから、今までご覧になった読者の皆さんへ、どうすればトライの後押しができるか考えながら描きました。特に3枚目の丸い絵には、それぞれのゴールで登場したモチーフが少しずつ入っています。
それぞれのゴールが繋がりあっていることを、輪で表現しました。それぞれのゴールの繋がりを読者の皆さんに意識していただけるように力を入れて描きました。一緒に挑戦しよう！！という熱意が多くの人に伝わればいいなと思います。

ついに全編完結。描き終えた今の気持ちはどうですか？

まずは、やりきったという思いです。調査、制作にはとても時間がかかりましたし、悩むことも多かったです。しかし、イラストを描いていて滋賀県の魅力や自然が改めて好きになりましたし、未来のために何ができるかをより深く考えるようになりました。
そして何より、このマンガをきっかけにして、滋賀、そしてみんなの未来のために何ができるか、興味を持ち、考え、トライしてくださる方が入れば、作者としてこれ以上に嬉しいことはありません。

ひとつひとつ手描きということで、キャラクターへの思いも強くなったと思います。湖都ちゃんとなまずんに込めた思いなどあれば聞かせていただきたいです！

湖都ちゃんの名前は、そのまま湖の都ということを表しています。琵琶湖が中心にあり、それを取り巻くようにして発達してきた滋賀の町とその文化や歴史、人々の暮らしや自然を表した名前をつけようと思い、決めました。
湖都ちゃんは、琵琶湖の髪飾りをつけています。湖都ちゃんが小さい頃からつけているお気に入りの髪飾りです。滋賀県のことが大好きで、元気いっぱいな湖都ちゃんには、滋賀県の未来をになっていってほしいなと思っています(笑)。湖都ちゃんみたいに、読んでくださった方にも滋賀を大好きになってほしいなと思います。
湖都ちゃんは中性的なキャラクターにしています。誰もが感情移入できるような可愛いキャラクターにしたいと思い、性別にとらわれず、いつも好きな格好をしているイメージで描きました。

なまずんの名前の由来は、そのまま(笑)。琵琶湖のヌシとも言える存在であるビワコオオナマズです。本当のナマズは黒くてなまずんより長いし、特にビワコオオナマズは大きい。実際に出会ってみるとちょっとびっくりする人も多いかもしれないけれど、ナマズって、見れば見るほど可愛く思える生き物だと思います。幼い頃から琵琶湖博物館に通うたび、眺めるのが好きで、いつかキャラクターとして描いてみたいと思っていた生き物の一つです。みゅるんとした口やつぶらな瞳、長い髭、狭いところによく詰まってたり、あくびみたいに口を大きく開けてみたり…ナマズって英語で「Catfish」って言いますが、ちょっと猫っぽいところもあるなーと思うんです(笑)。親しみを持ってもらえれば嬉しいです(笑)。
頭についている琵琶湖のマーク、あれは…なんなんでしょうね。全ての謎はなまずんだけが知っています。

湖都ちゃんもなまずんも愛着のあるキャラクターなので、これからも活躍させていきたいなと思っています。

MLGsを通してどんな滋賀県にしていきたいですか？

滋賀に住む一人一人が、大好きだと思える滋賀にしたいと思います。美しく、自然いっぱいで、魅力的な滋賀県を未来につなげていきたいです。
大好きな滋賀を守るために、何ができるかを一人一人が考え、一人一人が作っていく。そんな滋賀になれば、きっと素敵だと思います！

 

最後に、読者の皆さんにメッセージをお願いします！

湖都ちゃんとなまずんと一緒にまずは漫画を楽しんでいただいて、少しでも興味を持っていただければ、そして、2030年のMLGs達成に向けてトライしていただけたら、作者としてとても嬉しく思います！！
一緒にトライしていきましょう！！
ありがとうございました！！