こんにちは。 MLGs学生ライターの石田晴之（近畿大学）です。
令和6年（2024年）3月10日（日）に開催された「びわ湖マラソン」をレポートします。
「びわ湖マラソン」はびわ湖毎日マラソンの伝統を受け継ぎ、2023年3月に幕を開け今回で第２回目の開催だそうです。当日はスタート直前まで小雪がチラつき、風も冷たい気温2度という厳しい条件の中でしたが、沢山のランナー、ボランティアや沿道での応援する方がそれぞれのびわ湖マラソンを楽しんでおられました。
びわ湖マラソンの詳細はこちらhttps://biwako-marathon.com/course/
MLGsとびわ湖マラソン
びわ湖マラソンに参加するランナーの皆さんに向けてMLGsを知ってもらうために、「びわ湖マラソンが琵琶湖のためにできること~ Run for Lake , Run for MLGs ~ 」という下記のようなチラシが作成されました。チラシはびわ湖マラソン公式HPなどで公開されました。
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びわ湖マラソンは皇子山陸上競技場をスタートし、SGホールディングスグループ陸上競技場を折り返して、烏丸半島でゴールする42.195kmです。
ランナーの皆さんは競技場を出るとすぐに見えてくる琵琶湖の湖岸沿いをずっと走りながら、琵琶湖の広大さを実感する事になります。改めて琵琶湖についてまたその環境について知っていただくよい機会となると思います。
給水所ではMLGsのゴールのロゴが入った看板が掲げられていました。
また、私が訪れた烏丸半島のフィニッシュ会場ではMLGs推進委員会がブースを出展し、MLGsをPRしていました。
カーボンオフセット
カーボンオフセットとは、日常生活や経済活動において、 どうしても発生してしまう二酸化炭素の排出量の一部を、他の場所で実施される削減活動により貢献することで埋め合わせ(オフセット)して地球環境を守る考え方のことです。
びわ湖マラソンでは、ランナーの皆さんからお預かりした「CO2ネットゼロ協力金」と大会スポンサーの滋賀銀行様の協力により、「びわ湖カーボンクレジット」を購入することで、大会運営で排出されるCO2をオフセットするそうです。
びわ湖カーボンクレジット参照https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kankyoshizen/ondanka/323804.html
食べることで琵琶湖を守る（湖魚の給食提供）
びわ湖マラソンは、近江牛を始めとした、バラエティ豊かな滋賀の特産物を提供するエイドも魅力の一つです。その中で、湖魚の佃煮が提供されています。
近年、琵琶湖漁業の漁獲量は大きく減少しています。琵琶湖の貴重な資源である湖魚を守るためにもぜひ、湖魚を食べて知ってもらおうと提供されているそうです。
しがプラチャレンジ
フィニッシュ会場で、セブン-イレブン・ジャパン様のペットボトル回収機をランナーの皆さんが体験できるコーナーが設置されていました。
回収した ペットボトルは、再びペットボトルに生まれ変わります。
身近で沢山あるコンビニでリサイクルが出来る上に、nanacoと連携したポイント付与サービスもあるので、今後もプラスチックごみの削減を推進する「しがプラチャレンジ」にぜひ参加したいと思いました。
ランナーの方にインタビュー
福井から参加の男性は「風が強くて寒くて、思ったように記録が伸びなかったけど、琵琶湖と雪山の景色が綺麗で、近江牛のローストビーフと湖魚の佃煮も美味しかった。今度はゆっくり観光で来たい」とびわ湖マラソンで気づいた滋賀県の魅力を語ってくれました。
フルマラソン初挑戦の滋賀県出身の女性の方は「改めて琵琶湖の広さを実感した」とのこと。また、MLGsのこともご存知で、「このマラソンをきっかけにMLGsの事を知ってくれる人が増えたらいいですね」とのコメントをいただきました。
フィニッシュ会場（烏丸半島）の様子
最後に
私は今回の学生ライターの挑戦をきっかけにMLGsを知りましたが、びわ湖マラソンの色んな場面でMLGsに繋がっていることがわかり、自分の日常ではどうだろう？と振り返るきっかけとなりました。
今回のびわ湖マラソンを通じてMLGsの事を知ったという方も多いのではないでしょうか。取材前から、びわ湖マラソンは近江牛や近江米、湖魚などが振舞われることで有名と知っていましたが、そこには滋賀県の魅力を知って欲しいという想いだけでなく、琵琶湖の環境についても知って欲しいという想いがあったからなんだなと改めて気づくことが出来ました。ぜひ、ランナーの皆さんや応援として滋賀県に来た方も、琵琶湖について考える機会となっていればいいなと思いました。
マラソン当日の琵琶湖の景色
