こんにちは。
MLGs学生ライターの稲垣虹哉(立命館大学)です。
今回は、9月18日(月)に行われた、MLGsみんなのBIWAKO会議/COP2 4分科会「MLGsの県外・世界への発信について考える」の様子についてご紹介します。
開会式・全体会の様子はこちら
第4分科会「MLGsの県外・世界への発信について考える」とは
第4分科会では、どうすれば県外・世界に向けてMLGsを発信できるか話し合いました。
登壇者は、三和伸彦さん(滋賀県理事、MLGs案内人幹事)、中井淳貴さん(国際湖沼環境委員会(ILEC)事務局)、永見靖さん(公益社団法人2025年日本国際博覧会協会)、畠麻理奈さん(立命館大学国際関係学部)の四名でした。
外への発信を考える上で三和さんが話したポイントは2つ。1つは琵琶湖を取り巻く問題は気候変動が原因のものもあり、滋賀県だけでは対処できないということ。もう1つは、MLGsはSDGsと同じく、世界規模で考える必要があるということです。
分科会ではプロジェクターを用いた、登壇者による説明もありました
どんな発信方法があるのか
分科会は、MLGsはどれだけの知名度があるのかというところから始まりました。
琵琶湖から離れた地域では知名度は低くなる一方、実は海外では受け入れられやすいという話もありました。
中井さんはMLGsのシンプルさが海外での評価につながっているのではないかと語りました
学校教育においてもSDGsやMLGsへの取り組みが増えていると話す畠さん
話題は2025年に開催される大阪・関西万博へ移りました。
滋賀県は、関西広域連合による関西パビリオンにて、滋賀県の魅力を伝えるブースを出展する予定だそうです。
テーマは「Mother Lake」。SDGsやMLGsに関する取り組みを実施する予定だそうです。
分科会の最後には、参加者と登壇者との交流がありました。
これから先、万博のような場で、どのようにMLGsを発信していくのかなどといった、未来を見据えた意見交換が行われました。
参加者からの感想は
参加者の方からは「MLGsはみんながみんなのために動く目標。世界にPRしていくことで、MLGsへの合意や行動が促進されていくと思います」といったMLGsの世界への発信に対し好意的なコメントをいただきました。
取材後記
第4分科会は、MLGsの世界への発信という、壮大なテーマでした。
大阪・関西万博が開催される2025年はあと少しです。分科会でも言及されましたが、滋賀県は琵琶湖をテーマに参画されるそうです。
MLGsを広めるにあたり、国内外問わず様々な人が多く訪れる大阪・関西万博は大きな機会になると思いました。
しかし、MLGsを広める方法は必ずしも万博のようなイベントだけではないと考えます。人と人との繋がりから広げることも大事ではないでしょうか。この記事をご覧になっている皆さんもぜひ、ご家族や友だちにMLGsを広めてみてください。
当日の議論の様子など、ご興味のある人はぜひ当日の動画をご覧ください。
MLGsみんなのBIWAKO会議/COP2 ②-4 分科会4 MLGsの県外・世界への発信について考える