去る2月12日に開催した体験型ワークショップ「お試し漁師体験―琵琶湖のダイヤモンド・氷魚(稚鮎)を捕る!―」では、志賀町漁業協同組合の若手漁師、駒井健也さんのご案内により、貴重な氷魚漁の体験を行うことができました。
しかし、乗船定員の関係上、ごく少数での開催とせざるを得ませんでした。
そこで、今回の月おしゃべり会ではまず、当日の動画を観て、駒井さん、サポーター、参加者の体験談を聴き、当日の体験をシェアしたいと思います。
また、後半では、駒井さんのお知り合いの若手漁師や学生さんにも参加いただき、琵琶湖の漁業に関われている若い方々から、日々の様子や思いをお伺いしたいと思います。
実施詳細
日程
2022年3月3日(木)
時間
19:00-20:30(最大30分の延長あり)
場所
オンライン開催
定員
30名
申し込み方法
下記フォームからお申し込みください
プログラム内容
<前半>
“お試し漁師体験“ワークショップの体験共有(30分程度)
先日開催した、お試し漁師体験の振り返りをします。
ゲストスピーカー:
・駒井健也さん(志賀町漁業組合)
・ワークショップのサポーター(松元悠さん、桐畑孝佑さん)
・ワークショップの参加者
<後半>
琵琶湖の漁業に関わる若手とのおしゃべり会(60分〜90分程度)
駒井さんのお知り合いで琵琶湖の漁業に関わられている若手の皆さんに、日々の様子や想いを伺います。
ゲストスピーカー:
・駒井健也さん(志賀町漁業協同組合)
・大西遼馬さん(堅田漁業協同組合)
・塚本千翔さん(沖島漁業協同組合)
・田村志帆さん(東京海洋大学学生)
進行:
村上 悟(特定非営利活動法人 碧いびわ湖)
ゲストスピーカー紹介
駒井健也さん
(志賀町漁業協同組合)
滋賀県で育ち、建築という視点から世界を見て周り、淡水ならではの山から琵琶湖までの自然と人との密接な暮らしをしながら食を届け、風景を構築する漁師という職業に憧れて新規就漁を決意。3年の研修を経て独立後、伝統漁法魞漁の漁法を軸に淡水魚約30種類を生産、販売。その他、漁業体験、琵琶湖と共にある仕事も通じて今まさに失われつつある、風景の中で生き、琵琶湖の中から淡水の暮らしを届けて、後世へ繋ぐために取り組む。
大西遼馬さん
(堅田漁業協同組合)
塚本千翔さん
(沖島漁業協同組合)
近江八幡市出身。東京や石垣島を経て地元近江八幡市に帰ってきて沖島に関わり始める(2018年8月)。民泊湖心kokoの管理人やその他沖島での活動や暮らしを通して沖島漁業の現状や湖魚の魅力に触れ、漁師に興味関心を持つようになる。沖島に関わり始め1年8ヵ月後(2020年3月)、若手漁師見習いとしてスタート。現在見習いとして2年経過。主に、エビたつべ漁、沖引き網漁を年間通して教わっている。
田村志帆さん
(東京海洋大学学生)
神奈川生まれ。東京海洋大学在学。物心ついた頃から、魚が大好き(特に淡水魚)。高校生の時に築地市場へ足を踏み入れたことをきっかけに、水産の世界にも興味を抱く。コロナ禍では、全国各地の漁村に滞在しながら、オンライン授業を受ける。次第に漁師さんの生き方や暮らしに惹かれていき、淡水魚の聖地である〝琵琶湖〟の漁師を目指すようになる。四季折々の自然の営みや琵琶湖独特の漁法など、琵琶湖にまつわること全ての虜に。