MLGsニュース

大学生の成長日記~『びわ湖の研究者になろうツアー』への道~第1弾(マザーレイクニュース)

NPO法人国際ボランティア学生協会(IVUSA)に所属している、佐藤華蓮(関西大学)と小島侑也(同志社大学)です。

私たちは今、琵琶湖版のSDGsである「マザーレイクゴールズMLGs)」の達成を目指しています。MLGsの達成に向け、私たちIVUSAの学生が立案した『びわ湖の研究者になろうツアー』という企画を実施するために、現在計画を進めています。

しかし、滋賀県外に住む私たちが企画の研究テーマを考えるにあたり、滋賀県や琵琶湖に関する知識が少ないため、まずはIVUSA学生が滋賀県について知り、実体験をしようということで、数回にわたり、滋賀県内の自然体験ワークショップに参加させていただき、連載記事を書かせていただくことになりました。

これから、私たちIVUSA学生が滋賀県で自然を体験して感じたこと、学んだことを大学生目線で学生ライターとして記事に起こしていくので、是非大学生の成長をご覧ください!

体験型ワークショップ「体感びわ湖学 マザーレイクゴールズSpecial」を開催します!びわ湖でSUP体験&投網体験と、マザーレイクゴールズアクションゲームにチャレンジ?! 「体感びわ湖学 マザーレイクゴールズSpecia...

最初に参加したワークショップは、10月23日に開催された第1弾は、『体感 びわ湖学 マザーレイクゴールズSpecial体感 びわ湖学』です。びわ湖でのSUP体験・投網体験と、マザーレイクゴールズアクションゲームを通して、琵琶湖のふかい魅力を体感するワークショップです。

琵琶湖の自然、初体感!

初めての琵琶湖でのレジャー体験、最初は取材頑張るぞ!という気合を入れていったのですが、プログラム最初に行われたSUP体験は、小学生と一緒になって純粋に楽しんでいました。琵琶湖の波の勢いが凄く、漕いでも漕いでも同じ場所で留まっていました。『スタート地点に戻ろう』と言われ、実は波に流されてスタート地点とは遠くにいたことに気づきました。地元の方が何度も琵琶湖に飛び込んでいたことも、琵琶湖が大きいからできることだなあと感じ、凄く印象的でした。自然の壮大さを実感した時間でした。

その後、今回のSUP体験を指導いただいたCommunity Park OTSUKYOの遠藤さんにお話を伺いしました。遠藤さんは「SUPを通して湖岸沿いに落ちているゴミ問題について興味を持って欲しいそう」と話します。私は、言われてみれば落ちているなぐらいの感覚しかなかったので、ゴミで汚いというイメージはありませんでした。しかし以前は浜辺にでゴミが多く、湖上レクリエーションできる環境はなかったといいます。地元の方たちが危機意識を持ち、だんだんと改善されました。今でもSUP体験を運営するCommunity Park OTSUKYOのスタッフ全員でゴミ拾いを行っているといいます。ゴミ問題を前面に掲げるのではなく、湖上レクリエーションの中で楽しみながら、それをきっかけとして環境問題に興味を持ってもらい、遊びの中でふと自分で問題に気づくことにより、琵琶湖で楽しむために琵琶湖を守りたいという意識が自然に醸成されます。琵琶湖の魅力を知った今回体験した子どもたちはゴミ問題のことをきっと気に掛けることでしょう。

琵琶湖についてさらに知る

次に体験させていただいたのが、写真にもある、投網体験でした。私は恥ずかしながら、投網のことを初めて知りましたが、琵琶湖をさらに知ることができたと感じられて、嬉しかったです。網をきれいな円に投げるにはコツが必要で難しかったですが、一緒に体験をしていた小学生はきれいな円にして投げていて、大学生も小学生と一緒になって、琵琶湖での体験の思い出を作りました。

今の時期に魚などの大きな収穫は無かったのですが、水草やタニシが取れ、一見何も無さそうな水辺にこんなにも生物がいたのは驚きでした。

さらに、滋賀県琵琶湖環境科学研究センターの佐藤さんより琵琶湖に生息する生物の紹介がありました。その中でも、外来水生植物の紹介があり、実際にオオバナミズキンバイという植物を鑑賞しました。オオバナミズキンバイは繫殖力、再生力が非常に強く、琵琶湖の環境を破壊します。

私たちIVUSAの学生はオオバナミズキンバイの除去活動に力を入れているので参加者にオオバナミズキンバイの特徴を説明させていただきました。葉が互い違いに生えていること、茎が赤いことなどの見た目の特徴と除去作業中に葉や根っこ一つも残らないように気を付けるなど、自分たちの知識を活かすことができ、嬉しかったです。SUP体験しているすぐそばに繁殖しており、こんなところにもオオバナミズキンバイが生息しているのだと改めて脅威を思い知りました。

滋賀県在住の小学生、大人の方の「琵琶湖愛」に圧倒

午後からは、滋賀県琵琶湖環境部琵琶湖再生保全課の一伊達さんより、「マザーレイクゴールズで見直す『私たちの暮らし』」と題してMLGsの13ゴールそれぞれについて、背景の問題や、現在行われている取り組みについて紹介していただきました。

「滋賀県の6分の1を締めているのは何でしょう?」という問いに対して、小学生は「琵琶湖!」と答え、そして「滋賀県の2分の1を締めているのは何でしょう?」と聞かれると、「森林!」と小学生が元気よく答えていました。

滋賀県在住の小学生から大人の方まで、参加されている方はみな、琵琶湖のことを誇らしく語っていたことがとても印象的でした。

また、次に行われたのは、『マザーレイクゴールズアクションゲームに挑戦』でした。このコンテンツでは、グループごとにMLGsの13個のゴールに対して目標を達成するためのプロジェクトを考えました。そこで同じグループにいた滋賀県在住の方も琵琶湖周辺の魅力を語ってくださいました。

このように、年代問わず皆が誇らしく琵琶湖の事を語っているそのことにとても驚きました。皆さん琵琶湖への愛があり、自然を体感した経験や琵琶湖についての知識を語っている姿に感銘を受けました。

そして最後に、それぞれのグループが考えたプロジェクトの発表がありました。小学生が考えたプロジェクトはどれも想像力豊かな物で、大学生よりも柔軟な考えを持つ子どもたちの意見にとても刺激を受けました。

IVUSA学生の成長日記

今回私たちがワークショップをしていて子どもたちの積極性に驚きました。自ら率先して活動に参加し、大学生でも難しい内容に対しても自分の意思表示をしていました。SUP体験でボードの上で立とうとする姿、投網体験で挙手して体験を志願する姿、滋賀県に関する自然クイズで即答する姿、ワークショップで自分の意見を堂々と発表する姿、こんなにも子どもたちは頼もしいと思ったことはありません。私たちが企画するワークショップでも子どもたちが挑戦する場を設けて、子どもたちの活力を最大限まで引き出したいと思います!

次回連載は10月30日開催の『ビワマス観察会』への参加レポートです!
これからも、滋賀県外在住の大学生が琵琶湖周辺の自然に触れて純粋に感じたことを発信していきます!どんどん琵琶湖について知っていく大学生の気持ちや思ったこと、変化などを是非お楽しみください!